研究室に学校のチャイムがなるシステムを作って導入しました。うちの大学には、授業の始鈴・終鈴がありません。なんとなくダラダラ作業していたら「えっ、もう夜!?」という事態を防ぐために、聞き馴染みのある学校のチャイムを鳴らすことにしました。
ソースコード
https://github.com/FromAtom/school-chime
なにができるの
始業時と終業時にPCから学校のチャイムが流れます。加えて、終電を逃さないために10時55分に蛍の光が流れます。こうして、安心安全の研究生活が送れるようになります。
使ったもの
- 一定時間ごとに処理をする
- whenever (gem)
- 音を鳴らす
- mpg123
- afplay
- 鳴らす音とコマンドを切り替える
まず、一定時間毎に処理をするために、whenever
を使ってcrontabへのタスク登録しました。次に、音を鳴らすためのコマンドを探しました。OS Xにはafplay
が、Linuxにはmpg123
がそれぞれあったので、それらを使ってMP3データを再生する事にしました。MP3データは「甘茶の音楽工房」さんと「NHK CREATIBE LIBRARY」にあったものを利用しています。最後に、OSの判定をして利用するコマンドを変えたり、時間帯をみて「チャイム」と「蛍の光」のどちらを鳴らすか選ぶ為に、rubyを書きました。whenever
で設定するタスクでは、このrubyコードを黙々と叩いています。とっても楽ちん。
なにがうれしいの
学校のチャイム、すこぶる懐かしい。あと、蛍の光が流れると研究室にえも言われぬ寂しさが漂うから、流れる前に帰ろうとする。無意味な残業を減らして、定時出研・定時退研の健康的な研究室ライフを送れるようになって、みんな幸せになる。はず。