文字っぽいの。

文字を書いています。写真も混ざります。

カンファレンスのプロポーザル提出から登壇後まで、自分自身に言い聞かせる言葉たち。

はじめに

カンファレンスの登壇。終わってみれば「いやぁ楽しかったなぁ」となるものですが、そこにいたるまでには様々な挫折ポイントがあります。この記事では、そんな挫折ポイントで、自分に言い聞かせるために脳内で使っている言葉を書き出してみました。僕は心が弱いので、こうやってなんとかだましだまし乗り切ってきました。

もちろんですが、これは自分が自分に対してだけ使う言葉なので、他人に対して使うには力強すぎて良くないものもあることをご承知おきください。

プロポーザル提出時

  • 出すのは無料。無料は最高。
  • プロポーザルは出さないと絶対に採択されない。
  • 出して落ちることより、出さずに「登壇したかったなー」と考える方が何倍も恥ずかしい。
  • 内容が面白いかどうかは運営が決めること。勝手に自分でニーズがないと思うな。
  • 開催日当日は忙しいかもしれんがだせ。未来は分からん。採択されてから悩め。どうせ落ちる。取らぬ狸の皮算用をするな。

資料作成時

  • 最初から「面白さ」や「分かりやすさ」や「デザイン」にこだわるな、とにかく「文字だらけだけど規定時間話せる」資料を完成させろ。
  • 内容がまとまってないのにデザイン調整をするな。どうせそのスライドどうせ後で消す。
    • ただしテンプレートやマスタースライドだけはちゃんとセットアップしろ、お前はどうせ後から「フォント変えるか」とかする
  • 誰もお前の発表に「面白さ」なんて求めていない。「知識」を得に来ている。「知識」を載せろ。
  • 「これ面白くないのでは?」と思い始めたら資料がまとまってきた証拠だから安心しろ。
  • 今のお前は資料に書かれたことをすべて知っているが、1年前のお前は全部知らない。だから、その資料が手に入ったら泣くほど喜ぶ「過去の自分」を助けるために資料を作れ。

発表練習時

  • 天性の喋りのセンスとか無いんだからさっさと通し練習を回せ
  • 最低でも20回は回せ
  • 原稿と資料を暗記するまでどんどん回せ

登壇前

  • 色気を出すな。練習通りに喋れ。
  • アドリブで面白いことを言おうとするな。
  • 発表中に言い訳じみたことを言うな。

登壇後

  • 絶対に自分で自分の発表を「面白くなかった」と言うな。聞いてもらった人に失礼だ。
  • すばらしい発表をしたように振る舞え。布団やシャワーで猛省しろ。
  • 完璧な発表は絶対にできないから諦めろ。
  • 他人の発表と比べるな。比べるくらいなら良い点を盗め。
  • 登壇したという価値は、登壇時にした小さな失敗より何倍も大きいから安心しろ。
  • ミスは次の登壇に活かせ。活かすためにまた登壇しろ。