文字っぽいの。

文字を書いています。写真も混ざります。

リモートワークで目減りする「褒め」と「感謝」

みなさん、最近「褒め」られたり「感謝」されたりしましたか? また、最近誰かを「褒め」たり「感謝」を伝えたりしましたか?

コロナ禍によってリモートワーク・テレワークを導入する企業が増える前から、褒めたり感謝を伝えることは大切だと言われており、多くの人が意識してそういった行動をとっていたことと思います。しかし、対面での会話を控えるようになった昨今では、「褒め」や「感謝」を伝える機会が減っている気がします。

以前であれば、社のイベント、飲み会、廊下ですれ違った時、コンビニやランチに出かける時、水や飲み物を取りに行った時、MTG開始前や終了後など、様々な「いい感じにラフなタイミング」で「この前のアレありがとうね!」とか「前に出してたアレめっちゃええやん!」と声をかけることができました。しかし、今ではこういったタイミングのほとんどが失われてしまいました。

わたしたちは、以前よりも意識して「褒め」と「感謝」を伝えるタイミングを作る必要がでてきました。それはスタンドアップミーティングの時かもしれませんし、(OKRの文脈での)ウィンセッションの場かもしれませんし、Slackなどのテキストチャットかもしれません。

なんにせよ、単純接触効果が全く役に立たないこの状況下です。「こんなことわざわざ言わなくても良いか」と思うささいな「褒め」や「感謝」でも、そういった個々の小さな言葉の積み重ねが、陰鬱としたこの状況下で誰かを少しだけ楽にできるのだと思います。