結論まとめ
- MTG後に「あの場では言い出せなかったんですけど〜」と個別に相談やDMが飛んできたら良くないことなのでやめるように指導する
- 質問の仕方を工夫して、「さて、これを実行するにはどういう順序かな?」と考えてもらえるようにする
内容
MTGなど一通り議論や情報共有を終えたあとで「なにか質問ありますか?」と聞くタイミングがあると思う。この時に適切に質問を得て、実際に行動を移す際に「そういえばここ決まってないのでは?」とならないように、ちょっとしたテクニックをご紹介。なお、最近気づいたので、試している最中です。
もちろん、これがあればすべてのMTGが完璧に行われて、ヌケモレがゼロになるわけではないのであしからず。
- はじめに、オーガナイザーはMTG後に個別でされる質問や提案をゼロ近づける意識を持つのが大事
- まず、MTGに関係のある質問・意見・提案をMTGの場でせずに、後から個別に行うのは非常に邪悪なことを理解する
- 会社によっては呼び出されて説教される
- なぜ?
- オーガナイザーの時間を追加で消費させているし、その場で議論も解決できない(MTGは解散しているため)
- もしその質問や意見によって、再MTGや再意思決定が必要な場合、MTGに参加していた全員の時間を追加で消費させている
- こういったことから、他人の時間を無碍に消費させ会社に損失をもたらす邪悪な行為だと認識されている
- ちなみに外部の勉強会やカンファレンスなどでもこれをやるとキレられる
- 「もう一点質問あるんですが、後で個別で質問しますね。」みたいな言動はコミュニティに疎まれる
- 知識を広く発信するカンファレンスという場であるのに、わざわざ登壇者の時間を専有して知識も独り占めにしようとするのはどう考えても邪悪な行為
- もちろん後から問題点に気がつくこともあるので一概に邪悪とは言えない
- 「あの場では言い出せなかったんですけど〜」とDMなどが飛んできたら邪悪なので指導する
- 「今気づいたんですけど、実はこの方法ダメなのでは?」はもちろん起きる
- これを防ぎたい
- なので聞き方「なにか質問ありますか?」から変える
- 例えば
- 「じゃあ明日から実装開始してほしいんですが、問題なく実装できそうですか?」
- 「来週からこの仕事が増えるけど、問題なく開始できそうですか?」
- MTGや情報共有では受け身モードになりがち
- この質問で計画を実行する当事者サイドに脳みそをスイッチしてもらう
- こういう質問だと「あれやって、これやって、こうすればいけるかな」と段取りを各自に考えてもらえる
- 段取り途中でわからないポイントとか、不安点が質問としてあがってくる
- やったね