国際学会に参加するために、ギリシャはクレタ島に行ってきた。あくまでも、渡航目的は国際学会への参加だし、発表や質疑応答もしっかり行ったことを断っておきたい。(だいたいのセッションで1、2人発表者が居なかった。絶対ビーチにいる。)まぁ、学会について書いても面白く無いから、観光した結果書いておく。
そんなわけで、パスポートも持ってないし、TOEIC500点ちょいしかないし、去年沖縄に行く時に初めて飛行機に乗った人間が、日本語の使えない恐ろしい土地に行ってきた。とりあえず、生きて帰ってこれて良かった。飛行機乗る前はずっと「これ絶対落ちますって。落ちたら即死ですよ。」って言い続けたし、向こうについてからは「はやくおうちかえりたい。」って言い続けてた。
機内食情報
航路は、
でカタール航空とエーゲ航空を利用した。写真はカタール空港で出てきた機内食たち。なんどか海外に行ったことある先生曰く「まあまあいいよ。」とのことだった。
関西国際空港-ドーハ空港間では、和食も提供されてて安心感があった。食べなかったけど。
ホテル
学会会場である Creta Maris に泊まった。奨学金学生の身分からするとべらぼうに高かったけど、大学が払ってくれるから安心だった。税金と学費って役に立つんだなって思った瞬間である。
プールとかあって、完全にリゾートだった。
プライベートビーチもあって、ビール片手に日焼けと素潜りを楽しんだ。日焼け止めしなかったら、夜に死にかけた。
タベルナ
むこうでは、小さなレストランのことをタベルナというらしい。急に飲食禁止されたのかと思ってびっくりした。こんな感じで店が連なっている。
海岸線にあるお店は、京都の川床よろしく海の上に床があった。京都の川床とは違って柵とか無いので、勢い余ると普通に海に落ちる。異様に開放感があって、こういう場所で飲むビールとワインは最高だった。
向こうは日が長くて、夜の9時になっても「そろそろ夕方かな?」ってぐらいに明るい。
ごはん
まずはギリシャ名物のグリークサラダ。きゅうり、トマト、玉ねぎを分厚く雑に切った奴とオリーブの実で構成されてて、上にフェタチーズが乗ってる。これを、オリーブオイルとビネガーと塩で味付けして食べる。むこうではこのサラダが一般的というか、これしか無い。レタスが入ったサラダは高い。ひたすらきゅうりとトマトと玉ねぎを食べ続ける日々だった。
ホテルでの朝食はバイキングになっていて、ここでもきゅうりとトマトと玉ねぎが出てくる。その他の野菜といえば、オムレツ内のほうれん草か豆、芋。2日目ぐらいから、日本のコンビニは生野菜売ってて素晴らしいと思い始める。
タベルナで食べる食事は豪華で美味しかった。ただ、下味という概念が希薄で、めっちゃ塩っぱいか味ないか、謎ソースがある感じだった。調理法もフライにするか、焼くか、煮るかって感じで、シーフードの圧倒的新鮮さでゴリ押ししてる感じだった。
でも、海を見ながら食べる新鮮なシーフードはやっぱり美味しくて最高だった。
↓この店で食べたリゾットとムール貝が異様に旨くて感動した。
↓エスカルゴ初めて食べた。サザエに比べて山っぽい香りだった。
猫と犬
野良猫と野良犬がいっぱいいた。野良というより、町で飼ってる印象。おとなしかった。
タベルナで食事をしていると、こんな感じで猫が寄ってきて、ちゃんとおすわりして「くださいな。」って顔してみてくる。恐ろしい可愛さでうっかり海老の頭が手から転げ落ちて、餌を与える形になってしまう事故が多発した。
街
壁は白い。
ゆえにキャンバス的使われ方をしていた。
こういう落書き好きで、色々撮ってた。
海を見ながらブランコに乗れるし、
セガラリー・チャンピオンシップだってできる。異常に娯楽が発達している。
買い物
英語でする必要がある。だいたい指をさして"This one! Please!"って言うと売ってくれる。手にお金を握っていると、「これだすとちょうどいいよ。」って勝手に持って行ってくれる。計算したけどボラレて無くて安心感があった。あとは"Thank you!"って言っておくと、丁寧にセッションが切れてよい。
あっちも商売なので、頭おかしい英語使ってても頑張って聞いて、お金を取得したいんだとおもう。
所感まとめ