文字っぽいの。

文字を書いています。写真も混ざります。

満足できる物件を探すために僕がした事

概要

基本的に下記のリンクを参考にしているので、これらを読めば大丈夫な感じです。

下記では、僕が実際どのように物件を探したかを書いていきます。

はじめに

 満足できる物件を探すのは大変です。住みたいお家の条件は人それぞれですが、立地、間取り、周辺の治安、買い物事情、家賃、共益費に加えて、バストイレ別、オートロック、宅配ボックス、都市ガスなどの条件を加えれば加えるほど、自分が望む最強のマイハウスが見つかる確率はどんどん下がっていきます。また、自力でこれらの条件を列挙した上で、最適解を探すことはとても大変です。なので、不動産の素人である僕は、賃貸のプロである不動産屋さんに任せるのが一番だと考えました。 

 ただ、内覧しに行ってみたら「この物件は人気なんで、すぐ契約してもらわないと埋まっちゃいますよ。」とか「これ以上条件の良い物件は無いですよ。」とか「まぁこの予算と条件ならこの程度じゃないですかね。」とか言われて、無駄にイライラして消耗したくないわけです。我々は物件を探しているわけですが、物件を売っているのは人間ですし、人間同士の会話と契約で物件を得る必要があるわけです。なるべくなら「いやー、不動産屋さんも親切丁寧に相談にのってくれたし、いい物件も見つかって良かった。」と気持よく契約と引っ越しをしたいものです。なので、まずは『良い不動産屋さん』を探すことにしました。

僕の手順

 僕は下記のステップで良い不動産屋さんと物件を探しました。

  • 不動産屋を探す
  • 物件条件を決める
  • メールを送る
  • 返ってきたメールの内容を吟味する
  • やりとりして内覧準備をする
  • 実際に内覧に向かう

不動産屋を探す

【LIFULL HOME'S】不動産売買・賃貸・住宅情報サイト

 HOME’Sを使って、引越し予定地域を担当している不動産屋を探しました。 不動産屋の登録番号とか、ハトマークとか考えるのはさすがに面倒だったので、 とりあえず評価が高い方から10社選んでおきました。 ここで大量に候補を増やすと、大量のメールをひたすら読む必要があって大変なので、10社前後が良いと思います。

物件条件を決める

 どんな家に住みたいのか、条件を書き出します。効率的な賃貸物件の探し方 | nanapi [ナナピ]を参考に、

  • 必須条件
  • あったら嬉しい

をまとめました。この段階の条件はふんわりで良いです。 ただ、必須条件だけはしっかり書きましょう。僕の場合、

  • 2人入居可
  • ペット可
  • 予算○円
  • バス・トイレ別
  • 住みたい地域

などを書きました。ここは人によって変わってくると思います。

メールを送る

 探しておいた不動産屋10社にメールを送ります。ちなみに、連絡専用のGmailアドレスを新しく作ったりもしました。 メールは大体の場合、各社のお問い合わせフォームから送ることになるでしょう。内容としては、

  • 引越し先を探していて物件情報が欲しい旨を書く
  • 物件の条件を書く
  • 返信はメール添付でほしい旨を書く

という感じで書きました。ちなみに、電話番号を教えると「内覧いかがっすかー。」と電話がかかってきて面倒なので、教えないほうが良いです。これが面倒なので、私はメールの最後に

なお、電話・FAXでの連絡は受け付けておりません。
大変恐縮ですが、
example@gmail.com
までメールにてご連絡お願い致します。

と念押ししておきました。これでもし「電話番号かFAX教えてよ。」とかメール来たら即切る感じです。

返ってきたメールの内容を吟味する

 一晩くらいでメールとともに物件情報が送られてきます。複数社にメールを送っているので、自分が出した条件での物件の相場がぼんやり分かってきます。

ひと通りさらっと見て、

  • 「とにかく内覧に来てくれないとなー。教えられないなー。」的な匂いを感じる
  • 明らかな予算オーバーをしている
  • 必須条件が当てはまらない物件を多く送ってくる
  • メール本文の文章が読みにくい
  • 添付された物件情報PDFが荒くて見にくい

などの条件を決めてスパスパ切っていきました。

 とにかくこの段階でなるべく切っておくことが大切。人間は交流をすると情が生まれます。何度かやりとりすると「いろいろ相談に乗ってもらったし、ここに内覧に行くか。」という心情になりやすいです。交流が深まる前にさくさく切っておくと良いでしょう。

 この段階で2、3社ぐらいに絞り込んでおくと後が楽です。

やりとりをして内覧準備をする

 絞り込んだ2、3社に対してメールを返信します。「ペットは犬と猫のどちらですか?」とか聞かれるので答えたり、「同じような条件で、予算上げても良いのでもう少し駅に近いところないですか?」とか「この条件にした場合の物件教えてください」とかを聞いておきました。ちなみに、ここでのやりとりで、実際に入居する物件が決まるということは、ほとんどないと思います。実際に内見しないと分からないということもあるけど、来店した時点では埋まっている場合が多いです。

 ですので、条件による物件の値段具合を確認したり、不動産屋さんの対応を見極めるために、こういったやりとりをしていきました。また、何度かメールをした後で来店すれば、あちらとしても何件か候補を用意できるので、導入がスムーズになります。

 そうそう、ペット可の物件でも「犬はいいけど、猫はダメ。」というところが結構あったので、猫飼いたい人は頑張ってください。壁で爪とぎしたり、おしっこ臭かったりするからだと思います。そういえば、「猫は10kg以下なら良いよ」という物件があったんですが、猫の10kgってかなりでかいんですよね。だれかトラでも飼ったのかな。

実際に内覧に向かう

 何度かメールでやりとりをした後で「こんど内覧行くんでよろしくー。」とメールを送り、実際に内覧に行きました。僕の場合は、時間の都合もあったので1社だけ来店して、内覧させてもらいました。契約までの流れは、候補を出してもらって、良さそうなところを見に行って、決まったら書類を書くという、一般的な流れです。

 家を見に行く時は、周りにどんな建物があるかとか、共有スペースは汚れてないかを確認しながら見て回りました。この辺は、物件探し確認事項 - ポクポクを参考にしました。これに加えて、僕が特に気をつけて見ていたポイントとしては、

  • IHではなくガスコンロか
  • プロパンガスではなく都市ガスか
  • キッチンが広いか
  • キッチンの上下に収納があるか
  • コンセント・TV・LANの口がどこにあるか
  • 洗濯物はちゃんと干せるか(浴室乾燥があっても干せないと電気代つらい)

があります。料理が好きなのでキッチン周りはこだわりたいのと、エンジニアなので電源・インターネットまわりが不自由だと困るという感じです。予算や立地も含めていくと全条件を満たす物件はそうそうないので、優先度をつけて最適解を探っていきました。

 なお、1日にいくつも見に行くと絶対に疲れてしまうので、最大でも5件にしておくと良さそうです。というか、5件も回ると最初の方の記憶が薄れていくので、あまりよろしくないです。写真を撮っておくと後で思い出せて便利です。

 ちなみに、写真は大量に撮ったほうが良いです。物件が決まって一息ついた後には、どこにどんな家具を配置するか考える必要があります。図面ではわかりにくいので、写真があると便利です。写真は、パノラマ撮影で大きく撮影したものと、細部を普通に撮ったものの両方があると良いです。また、原状回復用の証拠としても利用することができます。

結果

 結論からを書くと、良い不動産屋さんから良い物件を紹介して頂いて、無事に契約することができました。内覧当日は11時に来店したのですが、休憩を挟みつつ20時位まで物件探しを手伝って頂けました。お茶だけでなくジュースとかいろいろ出てきて、贅沢な感じでした。最初から最後まで丁寧に対応してもらえたし、「そろそろ決めてくんないかなー。」的なオーラもなくて、安心して悩むことができて大変良かったです。

まとめ

 引っ越しはとにかくお金がかかって、気軽に再引っ越しもできません。また、都内に住んでいて都内に引っ越すという場合でしたら、不動産屋さんにも気軽に何回も足を運ぶことができますが、他県から都内に引っ越す場合はそう気軽に来店を繰り返すことができません。ですので、効果の高い内覧を1回だけバシッと決めて終わらせるために、上記の手順を踏みました。

 今回、僕は『対応が親切丁寧』を『良い』不動産屋さんと考えて事を進めました。しかし『良い』の定義は、仕事が早いとか安くしてくれるとか掘り出し物物件を教えてくれる等と、人によって変わってくると思います。そこら辺は各々の考える『良い』に合わせて探していくと良さそうです。

 結果として、満足行く物件探しを行えて、非常に満足度が高いです。担当してくれた方もさわやかお兄さんで良かったので、次回の引っ越しでも同じ不動産屋さんを利用しようと思っています。良かった良かった、これで猫が飼える。