この記事はアトムハウスハッカソンアドベントカレンダー参加記事です!前回の担当は居ませんし、次回の担当もきっと居ません!
どうも、幼稚園の時にボンバーマン3を初めてやった時、開始と同時にAボタンを押して死んでいました。ギリギリ、デジタルネイティブ世代だと思いたいAtomです。
平成の口コミサービス世代
さてさて、デジタルネイティブ世代がうんぬん言われている昨今。いんたねっ!で暮らす僕らの目の前には、茫漠とした情報とコミュニケーションの大海が横たわっています。同時に、僕らはその情報とコミュニケーションを上手いこと利用して、いんたねっ!海で溺れないように生活をしています。
例えば、ぐるなびとか食べログみたいな、お店の口コミサイト。僕らがご飯を食べたい時、まずはこういったサイトを利用して、他ユーザの評価を見ます。そして上から2+n番目位(nは任意の正の整数。1番じゃないってのが面白い。)を選んで、そのお店に行きます。割りとよくあるシナリオ。映画を観に行くにも、ご飯を食べるにも、物を買うにもレビューをチェケラッチョしてからアクションするわけです。家具や家電を買う時にも、Amazonや価格.comを表示したスマホを片手に品定めして、ネットの方が安かったら、そのまま帰るとかあります。時には、「あいつはこの商品が良いって言ってたけど、ネットの評判そんな良くないな。あいつは馬鹿だな。」みたいな事にもなります。なんだか悲しい。
こんな状況に対して、玉袋筋太郎さんがタマフルの 俗悪映画特集by玉袋筋太郎(後編)で仰っていたんですが、
『そいつらはね、平成のぐるなび世代と!ぐるなび野郎と!ラーメン食べたいなぁって思ったら、ピッてやって、上から3つ目位を選んで行ってるって所が気に入らない!』
なにをするにしても、失敗したくない、損をしたくない、効率良く生きていきたい。情弱と罵られたくない。情弱と罵られたくない。情弱と罵られたくない。ってのが
ぼくたち! \ぼくたち!/
わたしたち! \わたしたち!/
\\平成の口コミサービス世代です!//
ってな感じですです。
自分で美味しいお店見つけると嬉しい
だからなにさ
まぁ、こういった事を繰り返しているので、「お前らがなんと言おうと、俺はこの店のカレーが1番だと思ってるよ。」というKO-DA-WA-RIや、行きつけのお店も無く、自分自身の選択眼も育っていない気がします。ただただ、便利なサイトを巡る力だけが、アップしている感じ。中には「他人に馬鹿にされたくないから、賢い買い物をしたい。」って人もいて、目的がおかしな人も居ちゃったりするのです。
何が言いたいかというと、もう少し失敗しましょうってこと。別に「口コミサイトに頼りきって、最近の若者は自分の足でうんぬん!」みたいな事を言いたいわけじゃないです。上記の玉袋筋太郎さんも仰っていたのですが、そういった失敗は授業料なんですよ。百聞は一見に如かずというように、「コレはアレよりも良いらしい。」という知識より、「あー、あっちのほうが良かった。」という体験の方が何倍も貴重で素晴らしく、役立つものだと思うのです。だから、もうちょっと授業料払ってお勉強した方が良い感じなのでは?と思いました。
僕らは情報弱者にならない代わりに、体験弱者になってしまっているのかな。そんな気がした師走でした。