社内で話した内容を公開できる状態にしました。 そのため、文意がブレていたり、補足が足りないかもしれません。
プロポーザルが不採択になると、どうしても悲しい気持ちになります。
試験で不合格になったような、なにか大きな失敗をしてしまったような。プロポーザルが不採択になったことが、自分のやってきたことの否定や自分自身が否定されてしまったように感じる人もいるでしょう。
"Don't take it personally." という言葉があります。コードや論文をレビューをされる時に気をつけるべきポイントとして話されることが多いです。レビューなどで受けた指摘は、あくまでも制作物の内容、表現に関するものであり、「あなた自身」に対するものではないので冷静に受け止めましょうというものです。
しかし、人間はそう簡単に気持ちを切り替えられないものです。そのため、不採択のストレスを忌避するように、
- カンファレンスやコミュニティを下げる
- 運営は何も分かってない、センスがないと批判する
- 採択されてるプロポーザルが面白くないと他人を攻撃する
- 自分の出したプロポーザルを卑下する
- 元々面白くないと思っていたと言う
- 本気じゃなかったと言う
- 自分はセンス・能力が低いからと言う
といった行動をとることで自分を守ろうとします。これは人間の心の防御反応として仕方がないことなのですが、公に発言する事は、ぐっとこらえたほうが良いでしょう。
このネガティブをコミュニティに撒き散らしても、特に良い効果は生まれません。なんならコミュニティから「面倒な人」だと疎まれてしまうかもしれません。
「次こそは!」という気持ちで、日々の活動の中から発表のネタを探していけると良いですね。