読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

文字っぽいの。

文字を書いています。写真も混ざります。

スイッチ方式別に、おすすめのキーボードを紹介するよ!

アメリカ西部のカウボーイたちは、馬が死ぬと馬はそこに残していくが、どんなに砂漠を歩こうとも、鞍は自分で担いで往く。

馬は消耗品であり、鞍は自分の体に馴染んだインタフェースだからだ。今やパソコンは消耗品であり、キーボードは大切な、生涯使えるインタフェースであることを忘れてはいけない。

東京大学 名誉教授 和田英一

 研究室でキーボードの紹介をしました。せっかくなので、こちらにもまとめておきます。

今回は

の4種類について、メリット・デメリットを簡単に説明しつつ、オススメのキーボードを紹介します。主観も混じってます。

ちなみに、

  • キー配列のJIS・US
  • 親指シフト
  • KINESISの様なエルゴノミクスキーボード
  • ゲーミングキーボード

などは考慮せず、日常生活でレポートやプログラムを書く時に使うキーボードを買う際の参考にしてもらおうと思って紹介しました。

メンブレン|スライダ式

 学校の情報演習室とかにある、よくあるキーボード。

メリット

  • 安価
  • パソコン買うとついてきて楽
  • 気軽に消耗品として使える

デメリット

  • 安かろう悪かろうが多い
  • キーを押した時にひっかかりがあるものが多い
  • ちゃんと底打ちしないと反応しない
  • ラバーのぐにゅっと感が、嫌いな人は嫌い

オススメ

 ミネベア製の6652TWJPは2005年に廃版になっている、メンブレンの名機です。オークション入手が主ですね。あとは富士通コンポーネントのものが地味に使いやすいイメージ。演習室にあるリースPC付属キーボードでも、富士通製だと地味に使いやすいです。現行販売品だと、FKB8811シリーズが良いようです。

 FKB8540は、Libertouch(リベルタッチ)と呼ばれていて、静電容量無接点方式のようなキータッチが特徴で、キー荷重も変えられます。非常に心地よくタイピングできて良いですが、お値段も良いお値段してます。

 ちなみに、Logicool製のやつはUnifying対応で便利なんですが、キーがギシッっと引っ掛かるものが多くて、ちょっと微妙です。ゲーミングの高いやつ買うとすごく良いって聞くけど、どうなんだろう。

メンブレンパンタグラフ

 ノートパソコンのキーボード、というとわかりやすいと思う。ノートパソコンが普及してから、こっちのキーボードが好きだという人も増えてきた気がします。

メリット

  • キーストロークが浅くて軽快(個人差有)
  • ひっかかりが少ない
  • 薄くて持ち運びしやすい

デメリット

  • パンタグラフ機構部がプラなので耐久性が低い(金属製のもあるけど)
  • 筐体が軽いので嫌な振動が発生する(鉄板入れて対策してるのもある)
  • スライド式に比べてラバードームが小さく耐久性が低い

オススメ

  • TK-FBP014:ELECOM

ELECOM キーボード ワイヤレス接続 Bluetooth2.0 日本語103キー プレステ3対応 ブラック TK-FBP014BK

ELECOM キーボード ワイヤレス接続 Bluetooth2.0 日本語103キー プレステ3対応 ブラック TK-FBP014BK

FILCO Excellio Lite 白・桃 日本語109パンタグラフ式キーボード USB ホワイト/ピンク FKBE109/JW

FILCO Excellio Lite 白・桃 日本語109パンタグラフ式キーボード USB ホワイト/ピンク FKBE109/JW

 ELECOMのものはBluetoothペアリングが9台まで登録できるので、PC・PS3・スマホ・タブレットPCを登録しておいて、さくさく切り替えて使える。地味に便利。価格も安くて消耗品として使える。

 FILCOのは色が可愛い。この桜色は実に良い。鉄板が入ってるので、パンタグラフ特有の振動も軽減されています。ただ、LEDがめっちゃ眩しいというデメリットがあります。

 Lenovoのは、言わずと知れたThinkPadキーボード。赤乳首(トラックポイント)最高です。キーの打ち心地も、安定のThinkPad。もっと昔のやつが良いって人もいますね。

メカニカル

 独Cherry社や、ALPSが製造しているスイッチを組み込んだキーボード。ALPSスイッチはあまり聞かなくなりましたね。キーのひとつひとつに機械的(メカニカル)なスイッチが内蔵されています。

メリット

  • Nキーロールオーバー対応してるのが多い
  • 底打ちしなくても良い
  • 軽快なキータッチ(個人差有)
  • メンブレンに比べて経年劣化しにくい
  • 軸色が選べて楽しい

デメリット

  • カチャカチャうるさい
  • 値段が高い
  • メンブレンに比べて)水分に弱い
  • チャタリングが発生する(いろいろ対策されてる)

オススメ

  • I-T Touch AS-KB91:ARCHISITE

ゲーミングキーボードがいろいろ出ていて、よくわからない事になってる昨今。

 I-T Touch AS-KB91は、お値段が7500円程度と大変お安いのが特徴。後、CapsLockやNumLockみたいなキーに切れ込みが入っていて、ON・OFFを光って教えてくれる。ESCキーが赤くて可愛い。

あとはダイヤテックFILCOシリーズ。大御所ですね。Majestouch 2 Convertibleは、USBでもBluetoothでも繋げられて便利。あと2シリーズからは、チャタリング防止を頑張っている様子です。

 Majestouch MINILA AirはHHKBの様なコンパクトサイズ。しかもBluetooth接続できるので、取り回しがすごくしやすい。個人的にめっちゃ欲しい。

 軸色は叩いてみないとわからないと思うので、店頭で叩いてみて好きなのを選ぶと良いと思います。秋葉原にあった、クレバリーのキーボードショップが潰れちゃったの、本当に悲しい。

静電容量無接点

 静電容量の変化をスイッチとして利用しているらしい。

メリット

  • 理論上チャタリングしない
  • Nキーロールオーバー対応してるのが多い(してないの知らない)
  • 機械的な接点が無いので長寿命
  • 金融・証券で使われる高信頼性
  • 底打ちしなくても良い
  • 心地よいキータッチ(個人差有)

デメリット

  • 値段が高い
  • 価格が高い
  • お金がかかる
  • 財布に厳しい

オススメ

東プレ Realforce91UBK-S 静音キーボード 静電容量無接点方式 変荷重 ブラック NG01BS

東プレ Realforce91UBK-S 静音キーボード 静電容量無接点方式 変荷重 ブラック NG01BS

静電容量無接点方式キーボードの両雄であるRealforceとHHKB Proです。

 Realforceの特徴としては、変荷重ですかね。ざっくり言うと、小指で打つキーを軽くすることで、心地よくタイピングができるようになっています。また、Sがついたシリーズで静音性がアップしています。デメリットとしては、黒筐体のキー印字がうんこみたいな色をしている事ですかね。

 HHKBの特徴はコンパクトなのにキーピッチが狭くない点ですね。また、キーボード本体側のUSBも抜けるので、取り回しが非常にしやすいです。あと、自分は手汗を結構かくんですが、HHKBProの墨色だと、キーがベタついたり、テカったりしません。シルク加工とかされて無いのに、謎です。

 ちなみに、HHKBはLiteがあって安いんですが、あれは全くの別のキータッチです。あれはあれで使いやすいのですが、「とりあえずLiteを買って試してみよう」というのはおすすめしません。

まとめ

 スイッチの方式でまとめてみましたが、キーボードを買うときにはこれに加えて、

  • 配列をJISにするかUSにするか
  • メカニカルの軸色をどれにするか
  • テンキー有りかテンキーレスか
  • 接続方式はUSBかBluetooth
  • Bluetoothなら充電式か電池式か
  • 筐体の色は

とかとか、いろいろ考えなければなりません。そこら辺は人によって条件が変わってくるので、適宜選んでいただければと思います。また、なんにしても1回叩いてみるのが良いので、お店に行ってみるのが良いですね。

 それでは、心地良いキーボードで、心地良いタイピングライフを。

ご指摘

そういえばそうだったので、Nキーロールオーバーが多いという書き方に変えました。